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休診日
木曜・日曜・祝日

自家歯牙移植

自分の歯を活かす
未来のかみ合わせ

歯の移植とは、治療することができない歯を抜いて、その場所へ本人の親知らずなどの歯を移す治療です。

移植の適切な条件とは、患者さん年齢が概ね40歳以下であること、口腔内に適切なドナー歯(主に親知らず)があること、移植歯(ドナー歯)と移植部位(受容側)の大きさが適合すること、などです。

自家歯牙移植について

自家歯牙移植とは

歯の移植は専門的には自家歯牙移植と呼びます。虫歯や歯周病、ケガや事故などで歯を失ったときに、かみ合わせに貢献していない歯を移植して、お口全体の機能を維持する選択肢です。
歯を失ったときにはインプラントやブリッジ、入れ歯などの人工物で対処することが多いですが、自家歯牙移植の対象となる歯があれば、歯根膜を持つ天然歯として活用できるので、人工歯より良いと考えることもできます。

治療回数/期間
約5回/3ヶ月~6ヶ月
費用
10万~20万円
(自費範囲の場合※奥歯の移植は保険適用になる場合があります)

Merit

  • 歯の根を覆う歯根膜を一緒に移動できるため、もともとあった歯と同じ感覚で使えます
  • ブリッジを適用する際のように、周囲の歯を削る必要がありません
  • 患者さんご自身の歯を使うので、拒絶反応やアレルギーのリスクがありません
  • いくつかの条件を満たせば保険適用できるため、治療費を抑えられる場合もあります

Demerit

  • 保険適用外の自由診療範囲となります
  • 移植可能な歯(ドナー歯)がないと適用できません
  • 移植する部位の骨の量や幅があることが必要です
  • 移植元と移植先の2箇所に外科的治療を行います
  • 高齢の方にはインプラントを推奨する場合があります

自家歯牙移植を成功させる条件とは

Point.01

ドナー歯の存在

移植に使う歯(主に親知らずなど) 「ドナー歯」と言います。これは、歯根の形状がシンプルかどうか、その形や大きさが移植先に合っていることが重要です。形態が合わないと安定せず、長期的な生着が難しくなります。
Point.02

健康な歯槽骨や歯ぐき

受け入れ側の歯槽骨や歯ぐきが健康であることも成功の鍵です。炎症や感染がある場合は、事前の治療で環境を整える必要があります。
Point.03

歯根膜

歯根膜は、歯と骨をつなぐクッションのような大切な組織です。移植の際、この歯根膜をできるだけ傷つけずに扱うことで、歯が再び骨と自然に結びつき、長期的な安定が期待できます。
Point.04

術後のケア

移植後は、固定や噛み合わせのチェックを含めた経過観察が重要です。定期的な通院で感染を防ぎ、歯がしっかりと骨になじむようサポートしていきます。
Point.05

年齢による制限

成功には年齢だけでなく、移植する歯の健康状態、移植する場所の骨の量、歯根の形態など、多くの条件が関係するため、40歳前後までであれば、これらをクリアしているとされています。

歯根膜の重要性

歯根膜はごく薄い膜状の組織ですが、歯の移植に際して重要な役割があります。歯根膜があれば移植先で骨との再結合しやすく、クッションとして噛む力を和らげてくれます。これらの役割があるため、移植後の状態維持や適切な機能の発揮が可能です。
ただし、歯根膜は乾燥すると本来の機能を失うため、早急な処置が欠かせません。
このため、高い専門性の持つ歯科医師による施術が不可欠と言えるでしょう。

当院の自家歯牙移植

01専門とした歯科医師による施術

当院では、「日本外傷歯・自家歯牙移植研究会」に所属し、この分野を専門とする歯科医師が治療を担当します。
歯の形や骨の状態を丁寧に診査し、歯根膜を傷つけないよう細心の注意を払って移植を行います。患者さん一人ひとりに合わせた治療計画で、できる限り自分の歯を活かすことを目指しています。

自家歯牙移植の症例紹介

歯根完成歯親知らずの移植

Before

After

主訴右下の奥歯が保存不可能と言われた
年齢・性別24歳 女性
治療期間・回数約5回/3ヶ月~6ヶ月
治療方法自家歯牙移植
費用10万~20万円(自費範囲の場合)
※奥歯の移植は保険適用になる場合があります)
デメリット・注意点・保険適用外の自由診療範囲となるため治療費が保険診療より高く感じる場合があります
・移植可能な歯(ドナー歯)がないと適用できません
・移植する部位の骨の量や幅があることが必要です
・移植元と移植先の2箇所に外科的治療を行います
・高齢の方にはインプラントを推奨する場合があります
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